トルク計
- トルクとは「力のモーメント」と一般的に云われており単位を[N•m]で表します。 自動車・鉄道・電気・産業機械等では動力特性試験、機械部品の信頼性・安全性に係わる締結力管理、ステアーリング操作性評価等の品質管理に幅広くトルク変換器を使った計測が行われています。トルク変換器には主に回転式と非回転式の2種類に大別されその検出構造も種々ありますが、当社製品はいずれのタイプもひずみゲージ式トルク検出方法を用いており、機械的捩り角が非常に小さく応答性の高い動的トルクの検出が可能という特長を持っています。 また、トルクの物理量単位は [N•m]で表されることからトルク計測に力検出器を用いることが可能なことから、機械装置の構造上トルク変換器が設置できない際にロードセルを利用したトルク検出も広く応用されてます。
トルク変換器の種類
製品画像 | タイプ | 構造・特長 | 定格範囲 | 直線性(%RO) | 定格出力(mV/V) | 使用温度(℃) |
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TP-L | 非回転式・超微小トルク・アルミ合金製※1 | 1,..100 N•cm | 0.3 | 1mV/V(公称値) | -10~40 | |
TP-R | 非回転式・低トルク・高剛性・アルミ合金製※1 | 50,..1000 N•cm | 0.2 | 1mV/V(公称値) | -10~40 | |
TP | 非回転式・高剛性・両端フランジ付・汎用 | 50,..20 kN•m | 0.2 | 1.0±1 % | -10~60 | |
TPD | 非回転式・薄型・高剛性・両端フランジ付※1 | 500,..10 kN•m | 0.2 | 1.0±1 % | -10~60 |