変位計
- 当社TCL型変位変換器はひずみゲージを利用したカンチレバー式と摺動抵抗線式の2種類に大別され、いずれもデータロガーや動ひずみ測定器を介して変位を電気量に変換して出力します。この変位変換器は棒状およびダイヤルゲージ形状のため非常に扱い易く、自動車・建築・土木などの実験研究で多点変位計測で威力を発揮しています。現在、変位センサーはレーザ・渦電流・差動トランス他数多くの方式がありますが、当社ひずみゲージ式変位変換器は開発から既に40年近い年月を経過しておりますが、その開発のねらいがひずみゲージによる応力測定と同時に多点変位計測のセンサーを安価に提供することを目標としておりました。今日もなお同じ構造を採用している他メーカを含め多点変位計測では国内で最も利用されている変位センサーといえます。
変位変換器の種類
製品画像 | タイプ | 構造・特長 | 定格範囲 | 直線性(%RO) | 定格出力(mV/V) | 使用温度(℃) |
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TCLB-A | 摺動抵抗線式・目盛付・汎用 | 30,..300 mm | 0.2 | 1.5±1 % | 0~50 | |
TCLB-B | 摺動抵抗線式・高感度・目盛付・汎用 | 50,100 mm | 0.2 | 100×10-6ひずみ/mm | 0~50 | |
TCL-FA | カンチレバー式・ダイヤルゲージ型・汎用 | 5,..30 mm | 0.5 | 1.5±1 % | 5~40 | |
TCL-M | カンチレバー式・小型・軽量・低価格・汎用 | 5,..50 mm | 0.5 | 1.5±1 % | 0~50 |